お陰さまで、ワッショイなイベントも無事終わりやれやれ・・・じゅく子です。来て頂いた皆々様、そしてマダムキラー・オノデラックス小野寺さん、新さん、ありがとうございました。

えーと、昨日のブログに続いて今日も映画にちなんだ内容なんですが・・・
じゅくちょと同じくして最近映画館に足を運ぶことのない日々なんですが、観たい映画がないもので仕方ありません。全米大ヒット!とか遂に日本上陸!とか言われるとますます萎えてしまうワタシです。そういうのに限って面白くないに決まってる!でもラストサムライは観に行ってファミリーマートでDVD予約してまで買ったもんね。あれこそムチャぶりな内容の映画ですが、ケン・ワタナベがカッコエエからエエのです。ま、独眼竜政宗が一番良かったですけどね・・・

で、映画の話。
そういえばこの前テレビで「鬼龍院花子の生涯」を放送していました。
今まで何度も放送されてきた映画ですが、まともに観たこともなく、その時も放送が終わる10分前くらいで結局ストーリーわからず。ただただ夏目雅子が綺麗だった。で、宮尾登美子・五社英雄といえばやっぱり昭和初期前後が舞台のアレか、と思いながらなんとなくあの名言「なめたらいかんぜよ」は誰に対する何なのかが気になり、ちょこっと調べ辿っていくと・・・花子って夏目雅子じゃないんですな。で、「なめたら~」は、ワタシ的にははて?なんでそこで?なので、一回DVD借りたろ!と走った結果、置いてなかった。ちぇ。

話変わりますが、子どもの頃は父親に連れられて地元の映画館へよく行っていました。
夏休みや冬休みなんかはそこで東映まんがまつりも上映中で、入り口でもらったお面みたいなのを頭に被り、今か今かと上映のブザーが鳴るのをワクワクしていたものです。
しかしその映画館、大きな道路を挟んだ真向かいにもう一軒映画館があったのですが、そこでは「成人映画」が絶賛上映中で、やれドラえもんやナントカ戦隊とか、親に連れられて子どもたちが向かう映画館の真ん前で、ものすんごい映画のタイトルと共にオネエサンがあられもない姿でこっちを見る看板がドッカーンとありましたからね。子どもとはいえ、もうナントカ戦隊とかよりそっちが気になって仕方ないのです。

道路を挟んで向かい立った映画館、小学校のバス遠足の行き帰りは必ずそこを通過するのですが、往路は右手に復路は左手にその成人映画館を横切るわけです。遠足から帰る頃夕方、大きい道路で渋滞にはまるのをわかってか、帰りの車内はいつも左の座席を男子が陣取り、毎回毎回「オマエ見たやろー!やらっしいのぉー!」と大騒ぎでした。今のワタシなら見て何が悪いねんくらい言えそうですが。小学生、やることなすことみんな一緒ですな。

そんな両映画館があったのですが・・・とっくの昔に取り壊され、今はレジャービル(これも古いですね・・・)が建っております。

“ドラえもんとのび太の恐竜”でピースケに親子して涙を流していたのですが、上映前、父がワタシに「ほなオマエはココでドラえもん観とき、お父さんは向かいの映画館に行って来るわ」と言った冗談が30年以上経った今でも忘れられません。子どもながらショックだったのかも・・・

ピー助

ピースケ!
お父さんは五月みどりよりピースケに泣いたよ!