去りゆく名店。

今日はウェルカムボードを納品させていただいた･･･ややや、バウムオプティクスです。
ウェルカムボードといえば結婚披露宴。会場の入り口に置いてゲストの方々を誘導する“案内板”です。大したことはできませんでしたが、幸せなお二人のためにああでもないこうでもないと自分なりに作らせていただきました。
やれやれ、あとは挙式当日のお楽しみです♡

･･･そして、出会いあれば別れあり。地元で43年間頑張ってこられたお店が、今週に閉店されるという非常に寂しいニュースを聞きました。
わたしの地元なんですが、そういえば河内長野の名店だった中華屋さんも昨年暮れ頃にひっそりと約40年の営業を終え、閉店されたことを思い出しました。
開店してはいつの間にか無くなり、前ココは何屋だった？と記憶に残らないほど移り変わりの激しいお店が多い中で、ずっと同じ場所で変わることなくお店を営み、こうして惜しまれ去っていく「昔からある地元のお店」というのは本物なんだなと感じました。
実はこのお店はわたしの中学時代の先輩のご両親が経営されているですが、43年間の苦楽の中でもやはり自営の厳しさを経験されてきたゆえ、世代交代をせずにいつかは来る「のれんを降ろす日」を心の片隅に置きながら、この近年頑張ってこられたのかなと思いました。

お店を経営していく上で、例えば多店舗展開や事業形態を変えたりと戦略方法はオーナーさんの考え方ひとつですが、ちょっとエエ感じだからコレもやってみようかなとか、何となく思いついてやったみたことって上手くいけばいいですが、だいたいアカン方向にいくことが多いような気がします。
何がしたいのか、やりたいのかが他人から見てもわからないし、きっと自分自身が一番わかっていない。
地盤が固まってないうちからよそ見をしてしまっているからそうなるんじゃないのかなと思うのです。
「もうアカン！やめます！」のあの靴屋さんも、営業40年間のうちの半分20年をあのスタイル（？）を貫いてやってましたからね。
ちなみにネット販売「MO-AKAN」で復活されてるみたいです。
「もうアカン」はいっこもアカンことなかったんですね(笑)

「続けること」というのがどれだけ凄いことなのか、閉店のニュースを知り改めて考えさせていただきました。
バウムはまだまだ3年目を過ぎたばかり、しっかりと地に足を付けて頑張っていきたいと思います。

ではまた明日( ´ ▽ ` )ﾉ