メガネとは･･･。

よく雨が降りました･･･ややや、大阪のスイス在住バウムオプティクスでございます。

こんな時は、カサ・長靴・レインコートなどを身に纏ったり、そして着るものは濡れてもいいような服を選びますよね。
ボクはメガネ屋なので、メガネ基準で考えてしまうのですが、こんな時でもメガネは同じなんですよね。
ま、当たり前ですが(笑)

こんな事を考え出すと、いつも「あぁ、もう！」と思ってしまうことがありまして･･･。
ザックリ言うと「メガネ」ってのは、まだ『当たり前のモノ」と見なされてないんですよね。
昔々から比べると、今は本当に個性溢れるメガネがたくさんあって、選ぶ愉しみが以前よりも増してきました。
我々バウムが、メガネを『顔の真ん中に乗せる最強のアクセサリー』として皆様にご提案させていただいている理由は、何も「他とは違うメガネばっかりを集めてまんねん！」と言うような安直なモノではなくてですね、もっともっと日常生活の一部分として愉しむべきだと考えているからなのです。

だいたいの人は毎朝、「今日は何を着ようかな？」「この服やから、このクツを履こう！」とか「今日はこの時計がいいな。ピアスはコレでネックレスはこれが合うかな？」とコーディネイトされるけど、メガネはそのまま。
また、結婚式に参列される時では一張羅でおめかし！ヘアースタイルもバッチリ決めて、メガネはそのまま。

要するに、TPOに合わせて身に付けるモノを『当たり前のように』変えるけれど、メガネだけは仲間に入れてもらえずに取り残されているんですよ(´Д` )

複数所持されている方でも、メインのメガネの使用率が90%で、もう1本はスペアとして持っている方が多いです。
ままま、まだ複数所持されているだけ有り難いのですが、これが服や靴になると話は別なんですよね。
礼服が破れたからといってジーパンでお葬式には参列されないであろうし、ドレスにスニーカーは履かないでしょう？
礼服が破れたらやっぱり礼服を買うし、ドレスにはドレスに合った靴を買うと思うのです。
例えばベンツに乗っている農家の方が、軽トラが壊れたからと言ってベンツに乗って畑に行かないハズなんです。
でもメガネに関しては、畑仕事の時でも結婚式の時でも同じメガネなんです。

ね？おかしいでしょ？

「最近はファッション感覚でダテ眼鏡を掛ける方も増えてきているでしょー？」と言われる事が増えてきて、徐々にメガネ民度が高くなってきている機運は喜ばしいことなんですが、これではメガネはまだ「特別なモノ」扱いされている状態なんですよ。
まだ全然、日常に溶け込めていないんです。
それがハラタツんです。

アカン、長くなってきた(´･_･`)

メガネってホンマに特別なモノではなく、また特殊なモノでもありません。
もっと身近にあるべきモノなのです。
そしてメガネ屋というお店も、限られた人間だけが利用する店ではありません(笑)
バウムではメガネを見ながらコーヒー飲んでお喋りしたり、お酒を呑むこともあるし、何でもやります！
でも、やらない事もあります(笑)
とにかく、今まで皆さんがお持ちの「メガネとは･･･。」「メガネ屋とは･･･。」という既成概念をブチ壊すため、バウムはこの大阪の片田舎から出来る限り発信していってやるのです！
これは2015年の決意ではなく、お店を畳むその日まで続くテーマです。