ようこそ喫茶バウムへ・・・ややや、バウムオプティクス・マスターです。
ごゆっくりお寛ぎくださいませ( ´ ▽ ` )ノ

今日はめがねと一切関係のないお話です。
皆さまは「アベコベガエル」をご存知ですか?
140805_01UMA(未確認動物)と括られるには、あまりにも広く知られているアベコベガエル。南米にお住まいだそうです。
画を見る限りごく普通のこのカエル、一体ナニが「アベコベ」なのか?
生まれたときはカエルで、成長するに従ってオタマジャクシになる・・・のではなく、コヤツはそのオタマジャクシ時代に体長が大きいもので約25cmぐらいに成長するんですて!(゚Д゚)
大タマジャクシやがな!
こんなモンもはやオタマジャクシと呼ぶ範疇を超えており、仔猫大サイズのオタマジャクシが群れを成して池や田んぼでウヨウヨと蠢いているサマを想像すると、今夜は眠れそうにありません・・・(´Д` )

で、アベコベ。
ここは一般のカエル同様、手足がニョキニョキと生えて尻尾がなくなるという小学生の頃に習った成長過程を経て、晴れてオトナのカエルになった時の体長がナントたったの6cmぐらいなんですと!(゚∀゚)
成長すればするほどグングンと小さくなる見事なアベコベっぷり。
一人前のカエルとして一旗あげよう!と、ひとまわりもふたまわりも大きく成長を!と、願えば願うほどドンドンと小っちゃくなってゆくパラドックスの怪。
焼けば焼くほどに縮んで硬くなるステーキ肉のように、成体は小っさいクセに硬くて重たなるんちゃうか?と良からぬ想像が止まらなくなるではないか。

「パラドクシカル・フロッグ」とかっこよい響きの英名を持つが、「縮みガエル」というめっちゃネガティブな別名をも持つアベコベガエル。
おしなべて生けとし生けるものは”grow up”という言葉通り、成長につれ大きくなるものと解釈していたボクは、”grow down”と言うにふさわしく、時間と逆行する生物が存在する『不思議』に神秘を感じるのである。