6年前までS-10.00くらいあった・・・わわわ、じゅく子です。C-1.50もおまけにつけとくよ!
なんのこっちゃって数字ですが、要は最強度近視だったってことです。
最強度、めちゃくちゃ強そう!でも近視がね・・・視力2.0なんてこの世に存在するのかという世界。

ピースケに泣いた父親譲りの近視で、小学1年の終わりあたりからメガネを掛けはじめました。
ワタシのメガネ生活はそこからです。
初めは授業中だけでしたがあれよあれよと視力が低下し、入浴と就寝時以外は常にメガネがワタシの顔に乗っていました。

当時、おそらくガラスレンズだったと思います。
中学生になった頃、流行は黒縁メガネでした。
ワタシもアレがいい!と親に頼んで新調、仕上がったメガネはなんかえらい・・・その、イメージと違う。
おかしいな、確かにこのフレーム選んだよな、んん~。
S-6.00、強度近視のガラスレンズを流行の大きい黒縁メガネに入れられると、なんかもう・・・違う!でした。
重いわズレるわで最悪。
でもその当時は購入したメガネ屋さんで掛け具合を調整してもらおうとか、そういう”アフターケア”のアの字も知りませんでした。
買う以外でお店に足を運んだ記憶ありません。
仕方ないな、自分でコレがいいと思って親に買ってもらった手前もあり、しぶしぶこの黒縁メガネと共存していこうと半ば諦めの境地でした。

それから数年後、何度夢見たことかコンタクトレンズに挑戦。
これであのブサイクメガネ生活から開放、二度と黒縁メガネなんてするもんか!と意気揚々でした。
が、が、しかし。コンタクトレンズにしたところで装用しっ放しという訳にはいきません。やっぱりメガネは必要なのです。
と、その頃は空前?のフチなしメガネ、ツーポイントフレームが流行でした。
黒縁メガネで苦い思いをしたワタシは、「わぁー、なんかかっこいいなぁ」と憧れの気持ちでいっぱい、でもさすがにコレは手が出せない・・・強度近視の分厚いレンズでこんなので作ったらフチなしがフチありになるではないか!と自分に言い聞かせて・・・でも学習能力のないワタシはやっぱり手を出してしまった。
気がつけば目の前にはおかしなフチなしメガネが鎮座していたのです。
旅行に行けば風呂上りにメガネにチェンジ、友人たちにどんだけ笑われたか。
まぁあんなに笑いがとれるメガネなんて後にも先にもコレしかないって感じでした。

もうちょっと笑いをとっていても良かったのですが、いつのまにか最強度クラスにまでのし上ってしまったワタシ。
やりました、レーシック治療。
その頃すでにメガネ店で働いておりましたが、さすがに店のオーナーも「お前くらい視力悪かったら止めへんぞ!一回診てもらえ~」と言い出す始末、おぉ、それならと思い治療を受けて今に至ります。

今現在まで目と視力には問題なく、レンズの厚みも見た目も何も気にせずに掛けたいと思ったメガネを掛けれる状態ですが、なにぶんお粗末なメガネ生活を約30年近く経験してきましたので、BAUM opticsに足を運んで頂いたお客様には行ってよかったと思って頂けるような店作りをして行きたいのです。

「結局レーシックしてるやんけ!」と言いたいところ、そこは最強度近視に免じてお許しください。

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BAUMの黒縁メガネはこんなこともできまっせ!