意外と台風直撃が少ない河内長野・・・ややや、バウムオプティクスです。
何かあるんかな???

今日は真面目なメガネ屋さんらしい話題です(笑)

grotesque|frame PATTY

「遠近両用レンズってあれやろ?小窓みたいなんが付いてて、『いかにも老眼!』みたいなヤツやろー?あんなん絶対に掛けたないわー😢」と仰る方は、いまだに多くお見掛けします💨
ボクがこの業界に入った20数年前でさえ、遠近両用と言えば境目のない「累進レンズ」が主流でしたが、世間の遠近両用に対するイメージとはまだまだ大きな乖離があると実感している毎日でございます💦
今回それは置いといて、累進レンズが当たり前と捉えている僕らから見て、この「スジ」の入った一昔前の遠近両用レンズ(バイフォーカル)って、一周回ってアリなんちゃうん?との考えに至り、ホナ自分用に一本誂えてみたろやんけ!が今日の本題。

境目のある遠近両用レンズと言えば、上で述べたようにバイフォーカルという小窓の付いたレンズの事を指すのですが、ボクが今回チョイスしたのは、小窓なんざ生ぬるいわ!天地をズバッと叩き斬ってやるわい!と言わんばかりに横真一文字にスジが入った「EX」と呼ばれるタイプです。
窓から覗くのではなく、下半分が「おてもと」専用なのです。
初装の感想は、無段階にピントが合う累進レンズに慣れているボクにとって、「遠く」と「近く」の2択となった見え方に戸惑いを隠すことが出来ませんでした💨
とにかく下半分がボワボワするのです😢
まるで水中メガネの下に水が溜まっている気分(´Д` )
累進レンズ特有のユレ・ヨガミとは異なった感覚で、歩くことさえままならない。
ただ、そのボワボワな部分から「おてもと」を見ると、累進レンズでは叶えられなかった「鮮明さ」を手に入れる事が可能となりました😲
凄まじく良く見えるのです!✨
が、ひとたび目線をスジから上に移すと、完全にボヤボヤ🙅
見え方の違いを登山に例えるなら、累進レンズは緩やかであれ急峻であれ山道のある登山で、バイフォーカルは平地から垂直に切り立った、まさに崖。ゼロか100です💨

中間距離もしっかり補ってくれる累進レンズの恩恵を目の当たりにするとともに、今のライフスタイルとは、遠くでもなく近くでもない中間距離を見ている時間が、如何に長いのかと気づかされました。

普段使いなら圧倒的に累進レンズに軍配が上がるのですが、バイフォーカルには累進レンズにはない「圧倒的な手元の見やすさ」があるので、これは捨てきれません。
よって、パソコンや細かい手作業など見たい距離さえ限定すれば、バイフォーカルに軍配が上がり、作業効率が捗ること請け合いです❢
全てを1本で賄える事が理想ではありますが、ゴルフでも距離やシーンに応じてクラブを使い分けるのと同様に、メガネも目的によって使い分けると、ストレスなく仕事や趣味に打ち込めるのではないかと思います😊

最後に、「僕は老眼であります。」と声高らかに宣言した「一本のスジ」ですが、これが掛けるとアラ不思議!肌に馴染んで目立ちにくくなるのです(゚Д゚)
この結果は完全にノーマークでした💦
メジャーなレンズではありませんが、手元を広く見たい(ピアノ演奏される方など)には最適なレンズだと思いますので、お困りな点がございましたら、何なりとご相談くださいませね(о´∀`о)

バイフォーカルを誂えたことによって、たくさんの発見がありました❤
でも今日はだいぶマニアックなネタになってしまった(笑)
ほなまた明日。

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